加藤さんのソロ『ESCORT』を和訳する会
先週末からNEWS LIVE TOUR 2015 Whiteが名古屋から始まった。私も初日に参戦し、ここまでで3公演が無事に成功したようだ。好きで好きでたまらないアイドルが、自分の住む街についこの間までいたのだと思うと、なんだか不思議な感じがする。テゴマスは「テゴマスの青春」のときに見たのだが、コヤシゲを直接見るのは今回が初めてだった。いざこの目で本人たちを見ると、ありきたりな考えかもしれないが、「毎日毎日テレビやら雑誌やらを見て崇め奉ってるあのNEWSが目の前に…!!」という気分だった。これで4月からがんばれます!
ジャニーズのファンにとって、アルバムやツアーにおける一つの見所として、メンバーのソロ曲は重要なものだろう。特に自担のソロ曲については、誰しも深い期待と思い入れを抱いているものだと思う。今回のNEWSのアルバム『White』にも、メンバー4人のそれぞれのソロ曲が収録されており、各々の歌声の良さが表れている。ここで、せっかくなので、一つ一つのソロ曲について語ってみたいと思う。私はもう初日の名古屋でソロ曲の衣装や演出も一通り見てしまったのだが、今回はできるだけ、音源だけについてを語ろうと思います!
アルバムに収録されている順番に記事を書こうと思ったんだけど、やっぱり一番思い入れのある自担の曲からの方が書きやすいってことで、今日は加藤シゲアキの『ESCORT』について!まず、最初に聞いた時の第一印象は、「あーシゲちゃんっぽい!!」。作詞作曲ともに加藤さん本人によるということで、彼らしさに溢れた一曲だなあと思った。そして『Dreamcatcher』に似てると思った。英語中心の歌詞、バックミュージックのオシャレ感。シゲちゃんはやっぱりこういうのがお好きなのね。あとキーが高い!加藤さんの声は低いって言われることの多い声だけど、歌うときはむしろ高めの音の方がきれいなんですよね。(ラジオか何かで「俺歌うときは高い声出んのよ」的なことを言ってた。)高音のサビ、吐息交じりの「ESCORT」の囁き、イケボのラップと三拍子揃った名曲だ!!何回聞いても全く飽きない。なんなら一日中1曲リピートしたいぐらいだ。
内容のない褒めちぎりの文章になって収拾がつかなくなってしまったが、タイトルに戻って、今回は『ESCORT』の英語詞を自分なり(自分勝手)に和訳してみたいと思う。大学の春休みで眠っていた電子辞書の出番だ!
ESCORT / 加藤シゲアキ
一つ、君は僕のレディ
生まれたままの身体を預けて 永遠へと続く扉を委ねて
「心配ないさ、僕のお客様」
二つ、僕についてきて
世界はママのように優しいのかい? いや、不可抗で不安定、残酷だ
「ねえ、どうして?」
空は飛べないし神様のような力もない もちろんスーパーマンでもない
でも、たった一人の特別なガーディアンなんだ
※
僕のマドンナ どうして君から目を離せないんだろう
僕をもっと甘い幸せに溺れさせてよ
君を離さない
どこに行くんだい?お嬢さん
(どこに行けばいいか分からないの)
どこに行こうと僕は一緒だよ
(どこか遠くへ行きましょう)
君に見せたい素敵な景色があるんだ
君も見てみたいだろう?
手を伸ばして 僕のとびきりの女神様
※繰り返し
お前は本物の紳士なのか?
かつての脆弱な気持ちは海に捨てた
かわいらしくてかっこいいブルースの調べ
今宵悲しみの夜を乗り越えて
超新星のように輝いて
朝になるまで踊ろう セニョリータ
No.5の香りだけがドレスコード
君をどこまでもエスコートするよ
愛の導き 価値のないものはいらない
君はとっておきのレディさ
※繰り返し
なんだかわけのわからん感じになってしまったけどもうちょっとだけ妄想してみる。この曲の歌詞の語り手を「彼」、女性を「彼女」とする。
彼と彼女はカップル。皆のマドンナのような存在の彼女と、ちょっと頼りないけれど彼女のことを誰よりも愛している彼という関係。これまでは弱気で、自分に自信が持てなかった彼だが、愛する彼女にふさわしい男になるために、彼女を守ると決意する…っていうお話なのかなーと思ったり。訳してみると、1番、2番、ラストと徐々に彼の決意が強いものになっていく感じがします。
最後に箇条書きで思ったことを整理しておこう。
- No.5っていうのは香水の名前なんですね。そう思うと冒頭のNo.1, No.2から続いているのがおもしろい。
- euphoria っていう単語が好きです。シゲちゃんらしい言葉だよね、なんとなく。
- 1番サビ終わりの「ESCORT」って囁き!ずるい!Dance in the darkの吐息といいDreamcatcherの「おやすみ」といい、加藤シゲアキ×吐息交じりは世界を救うよ、ほんとに。
- 2番Bメロ前の「ウーベビベビ」っていうのがめっちゃ好き。完全カタカナ英語な感じがまた良い。
- 「do you wanna see?」の歌い方よ。甘い。そりゃもう見たいです I wanna see ですシゲ様。
- 「ガナゲッゲッガナゲスーパノバ」リズム感好き。
- Perfumeの『Spending all my time』とかもそうなんだけど、ほとんど英語の歌詞の中に突然日本語出てくると「おっ」と思う。はっとさせられる感じというか。この曲だと個人的にはラストサビ前の「愛の導き」かなー。
- 最初と最後が雑踏の音なのもいいね!二人が手をつないで楽しそうに駆け抜けていく様子が頭に浮かびました。
こんな感じですねー!ほかの3人のソロ曲についても感想など書けたらいいなと思います。