上昇と下降

NEWSファンによる日記兼メモ兼文章練習

NEWS最新アルバム"QUARTETTO"が想像以上に素晴らしかった

これほどまでにクリエイティビティに溢れたアルバムが、アイドル界にあったであろうか!!

 

待ちに待ったNEWSの最新アルバム"QUARTETTO"

聴きました!最っっっっ高でした!!!!

興奮冷めやらぬうちに感想やら何やら書き留めておこう、そうしよう

めちゃくちゃ長くなっちゃいました!まあそれも愛情の表れってことで☆ミ

 

(書いてたらリリースからめっちゃ日にち経ってた…!!

でもまだ興奮さめやらないよ!QUARTETTOすごい!)

 

シゲアキのクラウドで加藤さん直々のライナーノーツが読めるのもめちゃくちゃ楽しいよね

文章の熱量がすごくて、NEWSKOOLについて語りながら加速度的にどんどん話すスピードが上がっていって最終的に何言ってんのかよく分かんなくなるシゲちゃんが脳裏に浮かぶよ…

自担が文筆家だとこういう面白さも特典としてついてくるんですねえ

 

~以下全曲レビュー~

 

 

 

 

1, Theme of "QUARTETTO"

 

1曲目からこれまた挑戦的!

こういうアルバムのOVERTURE的な曲って製作チームみたいな人たちが作ってて、曲を歌う側のアイドルは「こういう曲調がいい!」っていう意見は出すにしてもそれまでのもので、アルバムが完成したころに初めて聴いて「あ~なるほどこんな感じね~」ってなるようなもんだと思ってたんだけど少なくともNEWSでは違うのね。NEWSのアルバムの1曲目のインストゥルメンタル曲はただの導入ではない。そこから広がる1つのアルバムを貫く壮大な世界観の幕開けの役割を担う重要なピースがそれだ。

アルバム"NEWS"の1曲目"compass"は増田さん主導で作られたんでしたよね。Whiteにはそれに当たる曲はなかったけど、今回のTheme of "QUARTETTO"はMVが製作されちゃうぐらいの注目すべき1曲!

MVの内容にもちょっと触れます。

MVの撮影が行われるセットは中央に円形のステージ、そこから4方向に、各メンバーの個性が反映された小部屋につながる。トレーニング用器具の金属の部品がぶつかる音、ラックにかかったハンガーを動かす音、タイプライターを打つ音、サッカーボールをフェンスに蹴りつける音…。これに加え、ボイスパーカッションやボディパーカッションにより曲を奏でるという1曲。

過去にアカペラの経験があってボイパなんかもかじってた身としては、純粋に面白かった!!パイプにかけてあるハンガーをちょっと持ち上げてカチャンって落とした音もパーカッションになるんだね!小山さんのバーベルを上げるときの「ふっ!」って声が良いスパイス。シゲちゃんの「ツー」も、ただ歯の間を息が通り抜けるだけの音なのになぜかセクシーさがあってさすが吐息の使い手加藤シゲアキ

私は先にMV見てそれから音源で聴いたので最初気付かなかったんだけど(MVとCD音源では若干違う編集がされている)、アルバムの収録曲の1部分が少しずつモチーフとして出てくる。チュムチュムの「ちゅーちゅっちゅちゅちゅ↑」が好きすぎる人間なので、ここがさりげなーく出てきたときは興奮したよ!!(CV.村田ケイスケ)

 

2.QUARTETTO

 

4人の声(+ボイスパーカッションなど)や様々な音がバラバラに奏でられることで音楽を作っていた前曲に続くのが、このアルバムのメインといえるこの曲、「QUARTETTO」。

冒頭の「Take you all to "QUARTETTO" world  Ready go」は4人それぞれ違うハモリを担当する重層的な構成で、まとまりつつもバラバラだった声が一つに重なった時の高揚感がすごい!

「みんな"QUARTETTO"の世界に連れて行くよ。さあ行こう」という歌詞のとおり、ここで一気にアルバムの世界観に引き込まれる、いや、恐ろしい曲ですよ。

 

シゲ担さんみんなの共通の推しポイントだと思われるのは、1番サビ前のあそこでしょう!

「やばいくらいが~」からのパートで日本語と英語の歌詞を繰り返しながらBGMのボルテージも加速度的に上がっていき、頂点に達したところで加藤さんの「燃え尽きるまでー!」で爆発!

 

こんなテンション上がる演出そうそうないよ!?いやマジで!!

この曲USJのハリウッドドリームザライドに採用したらめっちゃぴったりだと思うんですよ。

トンネルの中をどんどん上昇して、「燃え尽きるまで」を皮切りに落下、後はひたすら疾走。

うわー!!想像しただけでものすごい爽快感!!

 

2番サビ前の注目ポイントは何と言ってもささやき声で「QUARTETTO」×4のところ。

この曲に関してはイヤホン推奨ですね!

特にここのウィスパーボイスと冒頭&曲終りのハモリはイヤホン使って耳元でNEWSを感じてほしいですね。お前誰なんだよって言うね、はい。

 

ここなんだけど、チャンカパーナの例のセリフ部分とメンバーの順番が一緒なんだよね。

チャンカパーナは4人での再始動のシングル。だからあの「美しい恋にするよ」というセリフは、「僕たちはこれから新しいNEWSに生まれ変わる。だから信じてついておいで」みたいな意味を持ったものだと思うんです。そしてその言葉の通り、私たちファンはNEWSと「美しい恋」をしてきた。サッカーのフィールドの上で仲間として頂点を目指したり、艶やかな和の世界で消える未来と分かっても恋しちゃったり、ガンジス川のほとりでチュムチュムしたり、四銃士にその笑顔守られたりなどなど、それはそれは美しい恋だった。だがNEWSとの恋は美しいだけでは終わらない。チャンカパーナから始まったあの綺麗な世界はこの「QUARTETTO」を転機にさらなる展開を見せる。NEWSの新しいステージ、それこそが「"QUARTETTO" world」で、4人のささやきはその世界へ人々を誘う合図なんだと思う。実際アルバムの中でこの曲の先にあるのは数々の挑戦的な楽曲。新しいステージに踏み出したNEWSが織りなす四重奏(メロディーライン)の序章(プロローグ)がまさにこの曲なんですね。

 

 

3.ANTHEM

 

おーおおおーおおおーおおおおー。

 

「お」がゲシュタルト崩壊しそう!

ここからはシゲアキのクラウドのライナーノーツでも結構な熱量で語られる「oh oh oh

」ゾーン。

 

今まで4曲出されたサッカー曲の中でも、ANTHEMは個人的に「仲間との絆」っていうものを1番感じさせる曲だな、と思うんですね。ベスアのときの衣装もサッカー部の選手とマネージャーみたいだったしね!(笑)

新しい世界の始まりを告げたQUARTETTOの後に4人の絆見せつけられたらもうついていくしかないっすよNEWSさん!

 

NEWS4人の関係性っていいよね…

私のアイドル観的には理想なんだよ…

馴れ合うだけでもない、かといって冷めてるわけでもない。仕事仲間でもあり、ライバルでもあり、友達でもある。テゴシゲがお互いの顔が好きなとことか、コヤシゲの仲の良さがもうなんかあんたらつき合ってんのかよ!てか夫婦かよ!ってレベルなとことか、コヤシゲマスで飲んでて途中からまっすーを褒めて気持ち良くさせる会になって増田さんご満悦なとことかたまんないよね。

「ツアー終わった後にメンバー全員でご飯行ったんですよ~」みたいな話だけでも十分なのに、NEWSは余裕で超えてくる。ごちそうさまです。

キュンの過剰摂取で死んでも知らんで!!

それでいてね、べたべたした仲の良さでもないのがもうね。たまーにちらっとドライなところ覗かせるのとかさ、 妙なリアリティあってさ、うーん、イイ!!

 

ANTHEM全然関係なくなっちった。

結局言いたいのはNEWS最高ってことです。

 

 

4.シリウス

 

おおおっおっおーおーおおっおっおーおーおおっおっおーおーおおっ↑おっおー!

 

これさあ、切ないよねえ!!

CMに使われてる部分しか聴けなかったときは「あ~さわやかでキラキラした曲やなあ~」としか思わなかったけどさあ、何これめっちゃ切ない…!

 

曲のテーマは「叶わぬ恋」。

これまでのブラ曲ってはじめちゃってもいいんじゃない?とか太陽とランデブーとか、浮かれたひと夏の恋ばっかりだったから油断してましたよ。超切ない。

 

シゲクラにもあったけど、シリウスは最も明るい恒星。冬の大三角形や冬のダイヤモンドを構成する星なんだって。

 でもこの曲がCMに使われたのはたしか夏だから、シリウスは冬の星って聞いて「へー」って思ってたんだけど。夏に冬の星を想うってことで遠い存在ってことを表現してるんですかね。

それはまるで弱く光る夏の星が、地球の反対側で強い輝きを放つシリウスを想い続けるような。そして2つの星は永遠に近づくことはなく、遠い場所で光り続ける。現実には決して届かないシリウスを夢の中で抱きしめるも、夢からさめればもう彼女はいない。ああ、夢のままいられたら。

 

あー切ない!!書きながら泣きそう!!

 

5.Touch

 

おーおーおーおおお おーおーおーおおー

 

ここ最近で狂うほど聞いたこの曲。

NEWSの可愛らしさがこれでもかというほどに詰め込まれた曲です。

Mステで肩組んで踊るNEWSちゃんの微妙にそろってないステップが微笑ましくて何と言っていいのやら。

 

恋愛のいっちばん楽しい時の歌だよね、一緒にいるのが楽しくて仕方ない、みたいな。あなたさえいればもう何もいらない!みたいな。

前の曲は叶わぬ恋だったけど今度は幸せ最高潮。こんだけ人の感情をブンブン振り回すんだから恋愛ってすごいよね。

 

Oh oh ohゾーンに区切りがついたのでここでoh oh ohを語るぜ!

もうさ、oh oh ohの曲をこうやって連続で持ってきたのがニクイよねー!!このアルバム、曲順が神だわ!

oh oh oh三連ガチャの何がすごいって、「お」っていう一文字の母音だけでNEWSの声の表現力の豊かさを堪能できることですよ。

 

ANTHEM→力強い雄叫びのようなoh oh oh

シリウス→痛みを伴う叫びでありつつも爽やかなoh oh oh

Touch→恋のウキウキ感や幸せを感じさせるoh oh oh

 

私大学で歌を歌うサークルに入ってるんですけど、声で感情を表すのってすっごく難しいんですよ!

それをこう上手に歌い分けられるっていうのは本当に今までの努力の積み重ねと向上心の賜物なんだなあとしみじみと思ったわけです。

いやあ、アイドルってすごいよ。私も頑張ろう。

 

 

6.NEWSKOOL

 

出ました。出たよ、神曲だよ。

シゲちゃんもシゲクラで言ってたように、このアルバムの中で1、2を争う実験的かつ挑戦的な1曲。

 

音楽的な知識が乏しいので、曲名だけ出たときは「ん?NEWSKOOL?COOLでもSCHOOLでもなく?」と疑問に思ってたんですけど、調べてなるほど。

この辺に関してはシゲクラのライナーノーツの情報に依ってしまうところも大きいんだけど、この曲の「NEWSKOOL」ってワードが表すのはやっぱりアルバムの初めから一貫されるテーマであろう「生まれ変わるNEWS」なのかなあ。

 

シゲさんの解釈ではこの曲の主題は「温故知新」だそう。

私としては、歌詞から抜き出すとすれば「リセット、そしてリスタート」かなあ。

私はオールドスクールの音楽とかについてよく知らないので基本的に歌詞をもとにした解釈になってしまうのが残念。いろいろ勉強していきたいなあ。

 

ここからは曲の考察っていうよりは単純に曲を聴いて私が思ったことをつらつらと書きつづる感じになってしまうんですけども。

 

サビの歌詞から感じられるのは、後ろは振り向かない、新たな時代の幕開けだ、という姿勢。

グループに降りかかった幾多の困難を乗り越え、4人での新たな旅立ちを遂げたNEWS。アルバム「NEWS」およびそれを引っ提げての2013年の「NEWS LIVE TOUR 2013」は、10周年の節目を迎えてファンへの感謝の気持ちを伝える、ファンと触れ合うという目的のものだったと思うんです。そして前作アルバム「White」および「NEWS  LIVE TOUR 2015 White」は、いつも「4人での復活」というストーリーとともに語られるグループであったNEWSが、そのストーリーから離れて純粋に最高のエンターテインメントを提供するアイドルの任務に戻るっていう目的のもとに製作されたものだったんじゃないかと。

そしてWhiteで見事その任務への復帰を果たしたNEWS。そこから彼らが進み始めた道は、実験的で挑戦的な、「新たな試み」というワードが似合う路線といえる。

思えばその始まりはWhiteの収録曲でした。キラキラした王子様のイメージが強いNEWSの楽曲にしては異色の「BYAKUYA」。それから発表されたシングルも、蜷川実花さんをMV監修に迎え、艶と色気を実現させた「KAGUYA」、国名を連ねた特徴的な歌詞をもつ「ONE -for the win-」、唐突に現れたインド、「エイヤーエイヤーエイヤーアーアーアー」「チュムチュム アッチャッチャ」などわけわからんけど癖になる掛け声、逆さ言葉の歌詞でファンを騒然とさせた「チュムチュム」(でもチュムチュムに関してはあんだけわけわかんない歌詞や振り付けにしといてNEWSのビジュアルは最強オブ最強だったのが罪なところだよね)、壮大なオーケストラとともに世界的な指揮者である西本智実さんの指揮の元で奏でた「四銃士」と、これまでに例のないなかった試みを開拓したことで生まれたもの。
次々に色々な表情を見せてこちらを見る者を驚かせてくるNEWSを見ているのが私にとってはすごく刺激的で面白かったんです。でも反対に、その意外性ゆえにいわゆる「トンチキ」曲ばかりNEWSは歌うようになったということに対する不安や戸惑いを見せるファンの姿も各所で見てきました。

 

仕方の無いことです。変化は痛みを伴う。安定を失うかもしれない恐怖、未知の世界へ飛び込むときの不安、そんな感情なしには生まれ変わるってことはできない。
しかし、です。NEWSKOOLの手越さんのソロを聴いてなんだかほっとしました。
「始まりは 皆 同じ思い Ur NOT ALONE」
この曲のテーマはリセットだとか書いたんですけど、リセットって言っても過去を消し去るってことではないと思うんです。過去は胸の中で大事にしつつも、今のNEWSの姿はこれだぞと表現する、と。最終的にはやはり加藤さんの言う通り「温故知新」なんです。

 

たぶんNEWSはトンチキ路線への批判や不安の声があることも知ってると思う。それでもファンを安心させようと、「信じていいんだよ」って気持ちを活動で表現してるのが伝わってきて嬉しさ募るこの頃。
そんな意味を込めて作られた曲ではないと思うんだけど、NEWSKOOLを聴いてそんなようなことを考えました!

 

この曲カラオケで歌うの難しそうだね!
メンバーの名前や個性がさりげなーく埋め込んであるのも面白い
釣り好きアピールしつつかっこいい歌詞って書けるんだね!
シゲキ的にCatch but releaseしないテクニックの手中にまんまとはまった結果私みたいな人間が生まれたんだなあ…
あと、1番最後のところがどことなく嵐の「re(mark)able」みたいだな~と思いました

 
 

7.四銃士

 

Brand NEW へ Let's move ONした先が「銃士」「十字架」「つば広帽」などのワードで中世ヨーロッパを思わせるこの曲なのがユニークですね
オーケストラをバックに歌うことから連想できるワードは古典的。しかしこの曲の真のテーマは「古典と現代のポップスの融合」。
曲の中には長い間奏がありますね。そこではそれまでの荘厳なクラシック感とは打って変わって機械的に音を加工する技術を駆使している。高速でスピンするような音楽が想像させるのは、中世の時代に活躍したであろう四人の銃士が現代に蘇った光景。上昇したテンションは一旦落ち着き、キーも下がって穏やかになったところで、「いざ立ち上がれ」を合図に世界が開けていく…!
QUARTETTO楽曲・ツアーでの演出が気になる大賞受賞おめでとうございます!!

 

中世ヨーロッパで共に戦ってある戦いで命を落とした4人の銃士がそれぞれ転生を繰り返してついに同じ時代の同じ場所で再会して結成したのがTEAM WHITEとか面白くない?
現代の4人は過去に自分たちにつながりがあったことは全く覚えてないんだけど、ふとした時にここで初めてあったのではないような不思議な安心感を覚えるみたいな。
まあリリース順からしてこの設定はないとしても、四銃士がツアー全体の演出に深く関わってくる線は濃厚だと思うのです。
だってMVの終わり方とか最後のTo be continuedとか意味深過ぎたじゃんね?これはきっとなんかあるぞ~?

 
 

8.Wonder

 

ロック枠。前作アルバムで言えば「BYAKUYA」の立ち位置の曲ですね。
色で表すならば黒であろうゴリゴリにかっこいい曲で難しいのが曲順でしょう。前の曲からどうロックに持ってきて、次の曲にどうバトンを渡すのか。
Whiteでの解決策は、直前にINTERを置いて一気に世界を白から黒へ塗り替えるという手法だった。ならば今回は?

 

Wonderの前奏はピアノとストリングスから始まり、そこへギターのリフなどが加わることでロックなサウンドに移る。
思うに、この前奏がオーケストラが印象的な四銃士の後に来ることで、見事に2曲の高低差を感じさせなくなっているのでは?
おまけにWonderの前奏からはなんとなくゴシックなお城のイメージが連想される。私がイメージしたのはローゼンメイデンかな。綺麗なお人形さんが喋ったり戦ったりする漫画です。知らない方ごめんなさい、絵がすごく綺麗でうっとりするから読んでみて!
四銃士→Wonderだと、私のイメージでは平和になったお城の上の青空に暗雲が立ち込めて城壁にイバラの木が這い茂っていく感じ!

 

この曲で楽しめるのは「強気のNEWS」。肉食系好きにはたまらないでしょうね!
ちなみに私が肉食系女子に薦めたいNEWSの曲ナンバーワンは「Liar」です。ちょっと病んでる束縛系彼氏を怒らせちゃった曲。もはや怖い。しかしMっ気ある自覚のある女子にはどハマリすると思うのでぜひ聴いて。

 

シゲちゃんがシゲクラで「俺のハスキーボイスがこの曲でいい味出してるんじゃない?」みたいなことを言ってた気が。
ええそうですよ、そうですとも。あんだけしゃがれしゃがれっていじられといて自分の声の魅力理解してるだなんて…加藤シゲアキ恐ろしい子…!

 
 

9.ライフ

 

「ライフ」「LIFE」っていうタイトルの曲はたくさんありますよね。
その中でもNEWSのライフは生きるということの意味を真に問いかけてきましたね。
「何のために生きるのか?」「なぜこの世に生まれたのか?」
そういったことを考えずにはいられなくなる1曲。
誰かのため?自分のため?
答えになるようなことは、歌詞の中にはありません。
ただ、答えを見つけるためのヒントをこの曲は私たちに与えてくれている。

 

闇を通り抜けて 光をまた知っていく

きっとこうして重ねた日々が 生まれた意味に変わるから

 

中島美嘉さんの「LIFE」の歌詞の一節の「生きるために生きていくの」という部分が私の中での答えなんですが、NEWSの「ライフ」が提示しているのもこういうことなのかなあと思いました。

 

生命について語るのは難しいね、学生の私にはまだ人生経験が足りないみたいです。
これから探していけるといいなあと思いました。

 
 

10.チュムチュム

 

ライフでしみじみとしてからのエイヤーエイヤーエイヤーアーアーアー

 

チュムチュムの曲順もめただろうな~!!(笑)
ライフの後ってのも意外っちゃ意外!何が正解なのかは分かんないけどさ、もう潔いよね!

 

トンチキなNEWSを象徴する1曲。
最初に音楽番組でチュムチュムのパフォーマンス見たときの感想は「なんだこれ」(良くも悪くも)だったことを覚えています。

 

最初はさ、いやチュムチュムインディアってなんだよって思ってたよ。でもさ、フェルメールシゲちゃん可愛いしいつもにも増して麗しいしチュムチュムいい曲じゃ~んとか思ってたわけよ。
でも何回か聞いてるとシタールの音とチュムチュムインディアが頭から離れなくなってくる。スルメ曲ってこういうことか!チュムチュム最高!インディア!Yeah!

 

ゆっくり回転するちっちゃいステージの上で片膝立てたあぐらの体勢で淡々と呪文のような逆さ言葉を唱えるシゲちゃんが神々しすぎて、魔法で固めて銅像にして家に飾って毎日ピカピカに磨いて両手を組んで拝みたい。
いや、いち庶民の家に置いとくのは恐れ多いから、街の広場のど真ん中に設置して毎朝町民全員でシゲ神を礼拝する儀式を開きたい。

 
 

11.Departure

 

やっぱりNEWSには底抜けに明るい応援ソングがよく似合う!
新しいことに挑戦する全ての人にエールを送るこの曲。
NEWSの応援ソングにやたら説得力があるのはやはりNEWSがこれまで幾多の困難を乗り越えて成功をつかもうと努力してきたからでしょうか。

 

この曲はサビに向かうまでのソロパートの歌割りがおもしろい!
Are you re re ready tonight?~掴み取るまでの中間部分がテゴマス、大サビの最後の盛り上がり前のパートをコヤシゲが担当している。

 

まず増田さんが英語部分のちょっと変り種のパートを歌ってますね。加工も入ってるのかな?
まっすーの声ってNEWSの中で一番変幻自在だと思う。可愛く甘えてきたかと思えば蔑むような目で上から見下してくる。とんだDV男だな!パートナーからDVされても女性がその男から離れられないのは、暴力振るわれてもその後に優しくされるとその時の幸せで全部許せるような気持ちになっちゃうかららしいです。だから依存してしまう。さすが一回ハマると抜け出せない底なし沼増田貴久
そんな色んな表情をもつ歌声が、ここでも存分に七変化の力を発揮しています。透き通るようなnight,flyが心地よく耳にスッと入って来る。

 

「掴み取るまで」が手越さんのパートなのは究極の適役ですね。世間一般的な彼のキャラとして強いのが負けず嫌い。イッテQや番組改編期の日テレ特番で自信満々でゲームやアクティビティに臨む姿が浸透してます。そしてさらりと成功を掴む。ここまででワンセットの手越祐也のパターン。(たまに失敗するけどそれがまたかわいいよね…//)そこだけ見ると何でもできちゃうちょっとムカつく奴って思われちゃいがち。でもその成功の裏には並々でない努力があるってことをファンは知ってますよね。
そんな手越祐也が力強く歌う「掴み取るまで」の心強いことよ!きっと彼なら必ずや夢を掴み取ってくれるでしょう。

 

無数にある私の加藤シゲアキ推しポイントの一つを教えてあげよう。本当は全部伝えたいんだけどそんなことしてたら日が暮れてしまうからね!
それはね、
声が低いと思わせて実は歌う時はむしろ高音の方が得意なところです!
しゃがれてるっていじられまくって、コンサートではチャンカパーナの最後の手越パートの「チャンカパーナァァァァ~(ビブラート)!!」をノリで歌わされてのどちんこを飛ばす。よく○ィキペディアとか○ンサイクロペディアとかに声が低いって書いてあるんだけどそれ見る度に「そうでもなくね?」って思うんだよね。確かにシゲ部のオープニングの最初の方とかは「テンションひっく!!」って思う時もあるけど割と声高めじゃない??特に映画の話してる時とか、釣りの話してる時とか、小山さんいじってる時とか、小山さんからかってる時とか、小山さんの話してる時とかさあ。
そんなシゲちゃんの高音ボイスの素晴らしさを全世界に伝えたいんだ私は!!
力が入りすぎてなくてどこかふっと気の抜けるような、それでいて何かこちらにまっすぐ訴えかけてくるような、少年のように高らかで大人の色気もたっぷりなハイトーンボイス!特にファルセットは絶品なんだ!
加藤シゲアキの高音はいいぞ。
この曲のソロパートも例にもれないステキ高音だぞ。今回は少年寄り。

 

そしてわれらがリーダー小山慶一郎
自分の扉開けられるのは この世で「自分(きみ)しかいない」
小山さんの歌うこの歌詞本当に頼もしい。背中を押してもらってる感がすごいです。
深イイ話でやってたEvery.の小山さんに密着取材したやつ見て「私変わらなきゃ!」って思ったんですよ。他のメンバーがそれぞれ自分の武器を持ってるのに自分には何もないのが悔しくてキャスターの仕事頑張ろうと思ったって話す小山さん見てたら「私こんなちゃらんぽらんな学生やってちゃダメだわ!」って思った。生放送直前の会議に参加して一生懸命自分のコメント原稿を作ってる小山さん最高にかっこいいよ…。リスペクト系ジャニヲタとしてはたまらんですね、週末アイドル平日キャスター小山さん。
小山さんはまさに自分の扉を自分で開けたんだなあ。素敵すぎるよ。

 

私的な話なんですけど、私来年の夏にわりと将来を左右する試験を受けるのでこれからその勉強をしなければいけないんですね。
というわけでDepartureは私の試験勉強勝手に応援ソングに決定しました!パチパチパチ~!

 
 

12.ヒカリノシズク

 

シゲ担がこの曲を語らずして何を語る!
加藤さん本人にとっても思い入れの深いこの曲。
加藤シゲアキの短編小説集『傘をもたない蟻たちは』が原作のドラマ主題歌です。
アルバムの最後を飾るにもふさわしい曲と言えるでしょう。

 

改めて、一人のメンバーの個人での仕事がグループ全体につながっていくってすごいことだなあと思いました。
加藤さんは自分が小説を書くことでNEWSの新たな「入口」になりたいと話していました。自分の小説を読んで加藤シゲアキを知った人がNEWSを知り、他のメンバーを、そしてNEWSを好きになってくれたら嬉しいと真っ直ぐな目で話していました。
かつて若者は悩んでいた。「仕事がほしい」と言うと「お前に何ができるんだ」と問われ、グルーブにおける自分の存在意義が分からなくなった。そんな若者は、今では見事に自らの役割を確立した。年1冊のペースで本を出すという有言実行を果たし、著作はどれも話題を呼び、高く評価された。そして彼の執筆活動は、著作のドラマ化の主題歌という形で彼の目指したグループへの「入口」となった。こんなに美しい物語を、加藤シゲアキは自らの力で描き出した。
そうして生まれた曲「ヒカリノシズク」は、彼の手にしたストーリーのように光を浴びてキラキラ輝くような美しい楽曲だ。
歌詞の内容がどことなく彼の軌跡と重なるのも、なんともいえない。

 

頼りない夜に一つの光を

灯せたらいいのにな

 

 

加藤さんが歌うソロパートの
歌詞です。この部分を聴くたびに、あなたはとっくに私の頼りない夜を照らしてくれているよ、と感謝せずにはいられなくなってしまいます。
ああ、シゲ担でよかったなあ。私幸せです。

 
 
 

ピアノとストリングスの微かな音色でアルバム本編は幕を閉じます。
だらだらとまとまりない文章になっちゃったんだけど、結局言いたいのはQUARTETTO最高だから是非聴いてってこと。
ジャニーズのアルバムでこんな挑戦的でクリエイティビティにあふれた面白いアルバムないよ!?

 

ソロ曲についてはまた長くなりそうなので後日別記事で。ソロも名曲ぞろいだったからみんな買ってくれ!
ソロは通常盤についてるよ!
ちなみに初回盤にはTheme of "QUARTETTO"のPVとメイキング入ってるよ!
品質は私が保証するから買おう!

 

 

QUARTETTO【通常盤】

QUARTETTO【通常盤】